オートレーサーの年収

オートレーサーの年収

オートレーサーの年収は非常に高く平均年収で１４００万から１９００万と言われています。
オートレーサーになりたての選手でも１０００万近くの収入があり、実力の世界ですので下位クラスの選手でも１０００万弱、トップクラスの選手では１億円以上の賞金を稼ぎます。

こういって見ると非常に儲かる職業ですが、レースに必要なマシンは各選手の負担となりますので、かかる経費も馬鹿にならないと言われています。一例ですがマシン一台に１００万円以上、タイヤ一本数千円、フォーク約１０万円～、などもひとつひとつが非常に高額です。

また、オートレーサーはレース中に１５０キロ以上のスピードで走ります。レース中の事故で命を落とすと言うことも実際にあります。それほど過酷な職業なのです。

オートレーサー試験概要・難易度

オートレーサー試験概要・難易度

１次試験は適性検査です。性格、心理運動機能などの検査を行います。
２次試験は１次試験の合格者で面接、身体精密検査、体力検査を行います。
３次試験は２次試験の合格者で実際に技能検査、人格・素行の検査を行います。

受験料は10000円

各試験会場
１次試験は東京都、福岡で行われます。
２次試験、３次試験は茨城県下妻市の選手養成所で行われ、３次試験は仮入所と言う形をとります。


オートレーサー資格の入所試験倍率は約１５倍～４０倍と言うところです。
上記のとおり、合格倍率にはかなりのバラツキがありますが、難関資格であることには間違いありません。現在では年齢制限や性別による制限もなくなり、誰でもが取得可能な試験です。

試験合格後には、競輪選手や競艇選手と同様に全寮制の養成所で競争者の知識技能やオートレーサーとしての基礎知識を未につけます。

養成所の訓練期間９ヶ月を修了し選手資格検定に合格することで初めて全国のオートレース場に所属しオートレーサーとして活躍することができます。

オートレーサー資格 受験資格

オートレーサーは、全国６箇所にあるオートレース場で開催されています。
オートレースと言う協議は基本的には８台のバイクでコースを左回りに６周して順位を競う競技です。

オートレーサーになるには、下記受験資格

①～⑨全てにあてはまる方。

①満１６歳以上の方。
②中学校卒業以上の学力を有する方。
③運転免許証（原付以上）　を有する方。
④体重60㎏以下の方 （特例応募の方は65ｋｇ以下）。
⑤両眼とも裸眼視力0.6以上で、色神異常でない方。
⑥成年被後見人又は被保佐人でない方。
⑦公営競技関係法規の規定に違反して､罰金以上の刑に処せられた者でない方。
⑧禁固以上の刑に処せられた者でない方。
⑨公営競技の選手であって、登録を消除された者でない方。

にパスした上で、３次試験まである選抜試験に合格した後、選手養成所に入所する必要があります。